アウディ S-tronicシフトノブ流用のすすめ

フォルクスワーゲンの魅力の一つ、パーツ流用カスタム
フォルクスワーゲンの魅力の一つとして、プラットフォーム等を共有している車種が多く、別車種から流用できるパーツが多いことを挙げられます。
そのパーツ流用カスタムの中で、最もお勧めしていメニューが一つありますが、それはアウディのS-tronicシフトノブの流用です。
VWのDSGとAudiのS-tronicトランスミッションは操作系を始め、横置きエンジン車両では殆どの部分を共有しているので、DSG装着車両であれば、S-tronicシフトノブをポン付けで取り付けできます。
※ 一部の車両では、車体側のロッドを90°曲げる加工が必要です。
実は、Sprungのデモカーもゴルフ6 GTIからゴルフ7 GTI、ゴルフ7.5 Rの3台にわたって、S-tronicシフトノブを流用し続けています。
S-tronicシフトノブの良さは、もちろんそのデザインの格好良さもありますが、何より本物の金属の重量感がもたらす、シフトチェンジ・ボタン操作時のずっしりした手応えだと思います。一度S-tronicシフトノブに慣れてしまうと、DSGシフトノブには戻れなくなります。^^;
現に重さを測ってみると、DSGシフトノブは100g弱、S-tronicシフトノブは200g弱と2倍ほど差があります。
本物の素材に拘るアウディ
DSGトランスミッションのシフトノブは、ハウジングにクロームメッキを掛けたABS樹脂と合皮を使用していますが、S-tronicシフトノブは本物の金属と本革を使用した豪華仕様になっています。そのブランドが何処を目指しているのかを窺える部分ですね。
数年前に、自動車インテリア特集のある雑誌でアウディのデザイナーさんとのインタビューを読んだことがありますが、例えばアルミニウムの原材料費が高騰し、インテリアに本物のアルミニウムを使用し続けるのが厳しくなった場合、他のブランドはアルミに似せたフェイク素材の開発を進めますが、アウディは本物の素材にこだわるため、アルミニウムを安く仕入れる所を探し出す努力をするという風にデザイナーさんが言っていました。
※ 残念ながら、現行のA3ではシフトノブの素材がクロームメッキのABS樹脂製に変更されています。
私は運転中、常に手で触れるステアリングやシフトノブこそ、本物の素材に拘りたいと思っています。
オリジナルのロゴ入れ、色変更で幅広いカスタムが可能
そして、S-tronicシフトノブをVWに流用する場合、どうしても気になってくる部分がノブ天面に刻印されているS-tronic、S、RSなどのロゴです。フォルクスワーゲンとも関わりがありそうで微妙に距離感を感じるロゴになっていますので、VW繋がりのロゴに変更したいというニーズが非常に多く、Sprungでは2012年頃からシフトノブ天面のロゴをお好みのロゴに変更させていただくサービスをご提供しています。
GTIやR、DSGのようなワーゲン関連ロゴやオーナー様のご希望のオリジナルロゴの作成など、塗装と特殊印刷を駆使してお好みのシフトノブ作りをお手伝いしております。
市販されているS-tronicシフトノブの仕様は、ロゴの周りに赤い枠が付いていたり、ロゴプレート周りにTT系のエアベントデザインの窪みが付いていたり、グリップ部分の革の仕上げが違ったりと様々な種類がありますので、お好みのシフトノブとロゴ・枠を組み合わせることができます。それにオリジナルのシフトブーツまで組み合わせるとカスタムの幅がさらに広がります。
お仕事は別として、個人的にDSG車両のオーナー様には是非一度お試しいただきたいカスタムメニューです。
Sprungではシフトノブの手配から加工、車両への取り付けまでサポートしておりますので、シフトノブの流用を試してみたいけど、どのシフトノブを手配すれば良いのか、どこでシフトノブを手配できるか等、ご不明点がありましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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