デモカーGolf 7.5 Rのカスタム始動

昨年の6月に新しいSprungのデモカーとなったゴルフ7.5 Rですが、こちらのブログでもそのカスタム内容を少しずつご紹介していきたいと思います。

今回はフロントグリルを始めとする純正エアロパーツのライン入れ加工に関する内容になります。

納車直後のドノーマル状態のGolf 7.5 R。(フロントのVWエンブレムだけ少し色が変わっています。^^)

7.5では車両下側のフロントスポイラー、サイドステップ、リアディフューザーがゴルフ7 GTIに近い物に変更されました。

実は先代のデモカー、ゴルフ7 GTIでもフロントバンパーの左右から始まってリアディフューザーに繋がるライン状のエアロパーツをボディ同色とグロスブラックに塗り分けする形でラインを強調していました。

7 GTIではフロントの真ん中で途切れていたこのアンダーラインですが、ゴルフ7.5 Rではフロントグリルまでラインの流れが延長され、車体全体を一周する形として完成されました。(ゴルフ7 GTI クラブスポーツはフロントバンパーの下側を直線形状で一周する形で繋がっています。)

純正状態でもすでにグロスブラックで仕上げられているこれらのパーツは、ノーマル状態でも落ち着きのある上品なデザインだと思いますが、そのままでは少し遊び心が足りないと感じましたので、7 GTIでやっていたライン入れをRにも施すことに。

加工後のイメージ確認とパーツの取り外し

まずは、ネット上の車両画像の上にフォトショップでお描きをして大まかなイメージを把握した後、そのイメージを基にカッティングシートで作ったラインテープを現車に貼りながら、実際のイメージを確認してみました。

上の写真の向かって左側がノーマル、右側がラインを追加した状態の画像です。ラインの幅等を微調整しながら何度か貼り直した結果、上の写真のラインに決めました。

イメージが固まりましたので、早速部品の取り外しにかかります。アンダーグリル類はフロントバンパーを外してから脱着できますので、かなり大掛かりの作業となりました。とにかくグリルを固定している爪が硬くて全く外れません!

何とか塗装するパーツを全て外した状態のゴルフ7.5 R。何かの魚のように見えますね。

下側のグリルを外すとフロントバンパーは全く強度がないぺらぺらの状態になってしまうので、この状態での走行は危険と判断し塗装が完了するまで不動車となりました。

ライン入れの塗装工程

塗装過程の写真が少なくて申し訳ないですが、パーツの洗浄とペーパーがけ等の下処理を済ませてからラインの外側をマスキングし、オリジナルで調色したメタリックシルバーを塗りました。

マスキングを剥がして塗り分けした境目の段差とはみ出し等を処理した後、全体をクリアでコーティングします。

乾燥と磨きを経て完成したグリルです。

サブラジエーターのダクトトリムは内側を同じシルバーで塗装し、アイキャッチとして黄色いピンストライプを入れてみました。

全体が黒だったトリムに立体感と華やかさが増しました。この黄色いラインは思いつきでしたが、もっとも目に入るポイントとなってとても気に入っています。

車体を一周するシルバーラインが完成

塗装が完了したパーツを戻して一旦完成です。

この写真でも分かるように、かなり暗い照明環境でもラインがくっきり目立つようになり、単調だった車両下側にメリハリが付きました。

 

グリル類だけではなく、サイドステップとリアディフューザーまでラインを延長し、シルバーラインが車全体を一周するようになりました。

普段は殆ど見えない部分ですが、リアディフューザーの下側についているハニカム形状のパネルも同じシルバーで塗装し、遠くから見てもハニカムパターンが目立つようにしてみました。(他のカスタムが完了してから撮り直した写真なので、ホイールが変わっていたりと当時とは色々違いがありますが…)

細やかなところで拘りと先代デモかーとの繋がりを感じるゴルフ7.5 R

さて、フロントバンパー周りの完成形です。車体全体が写っている写真では目立っていなかったアンダーグリルの縦フィンのラインが目立っているのがお分りでしょうか?

実はこの部分、天面のところにクロームメッキ製のガーニッシュがついていて、ハイライトとして縦ラインを目立つようにする役割をしています。

グリル裏側からのはめ込み式で、上に載せた車体全体の写真を撮った時点では外したままにしてありました。

ゴルフ7 Rのグリルも同じく横フィンの間に縦フィンが繋がっている形状ですが、ガーニッシュが付いていないので、横フィンのラインのみが強調されたデザインとなっています。

7.5 Rでは縦ラインを目立たせるのがデザインコンセプトのようで、こういう細かいところにコストがかけているんですね。

そういえば、前のデモカーのゴルフ7 GTIもハニカムグリルのハニカムパターンを強調させるため、メッシュの天面だけハイパーシルバーで塗り分けしましたが、それと同じ脈絡の小技が7.5 Rで採用されたと思うと、とても嬉しくなります!

もちろん、縦フィンのガーニッシュがクロームメッキのままではメインのシルバーラインよりも主張してしまうと思いますので、同色のシルバーで塗装して少しトーンを落としました。

ノーマル状態との比較画像です。お好みによって好き嫌いが分れるとは思いますが、まったく同じ形状のパーツにラインを追加しただけでも大分シャープな印象になり、フロント周りの躍動感が増していると思います。

グリル周りのカスタムはこれで一旦完了しましたが、引き続きエンブレム類や足回り、追加パーツ等のモディファイ内容も掲載していきますので、今後のブログも是非お楽しみにしてください!

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