テールゲート周りに装着されている「TSI」、「GTI」、「R」等のエンブレムは、エンブレム裏面の両面テープでボディに接着されています。

こちらの記事では、エンブレムを交換する時など、接着式エンブレムをボディから取り外す作業のコツをご紹介いたします。

作業内容をざっくり言いますと、エンブレムとボディの間に糸を通し、両面テープを切断する、とてもシンプルな内容ですが、この過程でボディに深い傷を付けたり、手に怪我をしてしまう場合がありますので、そう言ったトラブルを防ぐためのコツをメインとしてご説明いたします。

※ フロントグリルに付属する「GTI」、「R」など、樹脂製の台座に装着されているエンブレムは、こちらの記事と取り外し方が異なりますので、ご注意ください。

準備する物

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    • タコ糸や釣り糸等の丈夫な糸

お勧めは上の画像のように糸に取っ手がついてるツールで、ホームセンターや車用品店などで市販されています。

  • マスキングテープ等、ボディ養生用のテープ
  • シリコンオフ等の弱い溶剤(※ 事前に塗装膜への影響をお試しください。)
  • 汚れ等を拭き取るウェス

エンブレムの周りをしっかり養生

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糸が擦れたり、糸の取っ手がボディに当たって、ボディの塗装を傷付ける恐れがありますので、エンブレム周りの埃や汚れをきれいに拭き取ってから、養生用テープでしっかり養生してください。

※ 本記事では、参考のために必要最小限の範囲のみマスキングしてありますが、より広範囲に渡って手や道具が当たりそうな箇所を全て養生することをお勧めします。

ボディ面と水平方向に糸を通す

準備した糸を用いて、エンブレムとボディの間の両面テープを切断していきます。
画像のように糸を引っ掛けて、糸の取っ手を左右交互に引っ張る形になります。

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※ 糸を引っ張る時は、なるべくボディと水平の方向に力を掛けるように注意してください。

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ボディ面との間に角度を付けてしまうと、糸がエンブレム端の角に擦れて切れてしまったり、エンブレムの角に傷を付ける恐れがあります。

特に糸を強く引っ張っている最中に糸が切れてしまうと、余った勢いで周りを強打し、怪我やボディに傷を付ける原因となります。
糸を引っ張る時は、焦らずゆっくり、慎重に引っ張るようお願いします。

 

エンブレムの落下と剥がす時の角度に注意

最初に糸を引っ掛けた方向からエンブレムの反対側の端まで糸を通した瞬間、エンブレムがボディから剥がれて地面に落下してしまうことがあります。
2/3程度の位置まで糸を通したら、画像のようにテープを貼ってエンブレムの落下を防止します。

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糸を通し終わった後、エンブレムをボディから取り外します。
この時、エンブレムの片方だけを持ち上げてボディとの間に角度を付けてしまうと、反対側のエンブレム角がボディに当たり、深い傷を残してしまう恐れがありますので、ボディ面との水平を保ちながら、全体をゆっくり持ち上げます。

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後は、シリコンオフとウェスなどを使って、ボディ面に残った両面テープを綺麗に除去すれば、作業は完了します。

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新しいエンブレムへ交換する場合は、各角部分のテープの痕を少しだけ残し、位置決めの目印にしてください。

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以上、接着式エンブレムを安全に取り外すコツでした。

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